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ルネサンスは何故起こったのか〜アブラハム契約〜 [宗教]

 最近、米国でベストセラーになった、スコット・ギャロウェイ著のGAFA(ガーファ)の訳本が日本でも出版されたが、その中でGAFAが聖書のヨハネ黙示録の四騎士にたとえられている。”Four Horsemen of the Apocalypse”は、聖書の中では、人間に破壊をもたらす疫病、戦争、飢餓、死を象徴するとされており、彼らには地上の4分の1を支配する権力と、地上の人間を殺す権力が与えられているとされている。これもまた最近、トランプの暴露本として日本でも話題になった、「Fire and Fury」ですが、この言葉は、イザヤ書66章15節にある言葉に由来するものです。欧米では聖書の有名句を引用することがその人の教養とみなされる。

 最近知ったのですが、世界史におけるある帝国や国家の栄枯盛衰は、その国家がユダヤ人をどの様に扱ったかで決まるそうです。ユダヤ人を重用してその国が栄え、逆にユダヤ人を迫害してその国が衰退する過程で、ユダヤ人の大移動が起こり、そのユダヤ人の移動ルートと覇権国の交代がピッタリと一致するそうです。ここ500年間くらいのヨーロッパにおける覇権国の変遷(スペイン→ポルトガル→オランダ→イギリス→アメリカ)もすべてこれで説明できるそうです。また、イスラム圏のサラセン帝国やオスマントルコなどの繁栄もこれで説明できるそうですが、勿論、そんなことは教科書や学校では教えてくれません。

 ルネサンスは、当時イスラムに支配されていたイベリア半島でユダヤ人達が重用されたことで科学技術が発達し、その情報が東に移動してイタリア半島に降りたときに爆発した知的革命だそうです。当時世界の最先端だったサラセンの科学技術書をラテン語やギリシャ語に翻訳したのもユダヤ人ですし、逆にギリシャ時代の科学技術書をアラビア語に翻訳したのもユダヤ人です。私自身の拙い世界史の知識だけでこれらのことに白黒付けることは勿論できませんが、自分の中ではこれまで何と無く不明瞭だった箇所が繋がって霧が晴れた様な感じになりました。実はこのことは聖書の中では既に預言されている事の様です。

 聖書の創世記12章1~3節に「アブラハム契約」と言われる箇所があります。神がユダヤ人を通してすべての民族を祝福するために、ユダヤ人をそのパイプ役に選んだという箇所です。

1 時に主はアブラムに言われた。「あなたは国を出て、親族に別れ、父の家を離れ、私が示す地に行きなさい。

2 私はあなたを大いなる国民とし、あなたを祝福し、あなたの名を大きくしよう。あなたは祝福の基となるであろう。

3 あなたを祝福する者を私は祝福し、あなたを呪う者を私は呪う。地のすべての民族は、あなたによって祝福される。

 多くの日本人にとっては、「アブラハム契約」は科学的ではないという理由から否定されるか、そんなものには興味がありませんと無視されるかのどちらかだと思います。ただ一つだけ知っておいた方がいいのは、世界はそうした日本人の考えとは最も遠いところの力で動いているということです。聖書は旧約、新約共にユダヤ人について書かれた預言書です。つまり聖書の中ではユダヤ人が主人公なのです。そして今現在そのユダヤ人に関する預言は聖書に書かれてある通りに進んでいる様に見えます。そして今現在世界を実質的に動かしている欧米のキリスト教圏の人達の多くは、この「アブラハム契約」のことを知っています。恐らくトランプも間違いなく知っていると思います。あなたはこの「アブラハム契約」を信じますか?


by チイ

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