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グレート・リセット [社会]

 2021年のダボス会議のテーマが「グレート・リセット」に決まったようです。(今年の6月1日発表されたようです。)御存知のようにダボス会議は毎年1月にスイスのダボスで開かれる「世界経済フォーラム」のことで、世界中のエリート・グローバリスト達の集まりです。簡単に言ってしまうと、ディープステートとその仲間達が世界をどういった方向に持って行こうとしているかを話し合う会議です。そういう意味では、それは先のブログにも書いたように、NWO(新世界秩序)を決める会議でもあるわけですが、そのお題が、グレート・リセットになったということです。

 もうお気づきの方もいられると思いますが、この流れは用意周到に準備され、「グレート・リセット」とはコロナ前の世界のシステムをリセットして、新しいシステムを再構築するという意味で、その目的は、新しい生活様式(ニューノーマル)を常態化させることです。実は「ニューノーマル」の出所は、ロックフェラー財団が2010年に公開した、「Scenarios for the Future of Technology and International Development」に既にあります。その中では、現在のような世界的なパンデミックが起こった場合の世界各国の対応などで社会がどのように変わっていくかについて、現在の状況をかなり的確に言い当てています。

 「ニューノーマル」の本質は、AIによる管理社会、具体的に言えば、生体認証などの認証システムを基にした「超監視社会の常態」のことを言い表わしていると思われます。(ビルゲイツが最近よく言っている、ワクチンのデジタル証明などもそうです。)また、グレート・リセットは経済もリセットする事になると思うので、世界規模で金融危機や通貨危機が起こった後に政府が発行するデジタルマネーが導入されてくるケースが増えていくものと思われます。さらに人口削減や戦争なども含まれるかもしれません。

 また、「グレート・リセット」は覇権国の交代も意味します。それは世界の覇権がアメリカからイスラエル(グレーター・イスラエル)に移る事になると思われます。恐らくは英国やアメリカはかつての覇権国として、これからのイスラエルを支えていく存在になると思います。500年前のルネサンス以降、世界の覇権国を裏でつくってきたユダヤ勢力が、傀儡では無くて、いよいよ表に出てくるという事です。世界が終末に向かって動き始めるという事です。

 最近気が付いたのですが、同じキリスト教徒でも日本人のキリスト教徒と欧米のキリスト教徒では「信仰」という点では大きな違いがあります。日本人は信仰を持っていても、例えば終末論について公言するような事はまずありませんし、もしそれがあったとしても神の御業を待つといった受動的なものです。しかし、ユダヤ教徒や欧米のクリスチャンは、信仰を持つということは、その神のルールが実現するように自分自身が聖書の中の物語の一員となって、それが実現するように実行するという能動的なものなのです。

 何故、ユダヤ人が世界標準のルールを作り続けるのか?、また日本人が世界標準のルールを作ることに興味がなくて、末端のルールの運用や応用に長けているのかは、こんなところにもその理由があるように思われます。それに関して考察している面白い動画があったので、下に貼っておきました。


「"The Great Reset" のウェブページ」





「ユダヤに学ぶ「ニュー・ワールド・オーダー」」





by チイ

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新世界秩序(New World Order) [社会]

 現在のコロナ・ウイルスの世界的なパンデミックに代表される世界的な潮流は、ある国際的な勢力が世界を「新世界秩序」に導くために意図的に起こしている結果だと思います。つまり、聖書の終末預言に従って、聖書の預言する世界を実現するために動いている勢力がいるということです。そして、その勢力とは、「ディープ・ステート」であるということは以前のブログでも書きました。日本では、ディープ・ステートという言葉自体は、まだ市民権を得ているようには思えません。マスコミも、ディープ・ステートという言葉は、まず公の場では出しませんし、現在世界情勢をアメリカ対中国と言った枠組みの中で論じる人がほとんどです。

 日本の識者の中で、ディープ・ステートについて詳しく解説してくれている人に、元外交官の「馬渕睦夫」氏がいます。実は、私は今回のコロナ騒動が起こるまで、彼の存在は知りませんでした。今でもアメリカは、WASPがエスタブリッシュメントの国だと思っている人は多いと思いますが、馬淵氏によると約100年ほど前のFRBが設立されたあたりから、アメリカはWASPではなくてユダヤ人がエスタブリッシュメントの国になったそうです。下に、馬淵氏がディープ・ステートについて解説してくれている代表的な動画を貼っておきましたので、興味のある方は見てみてください。(注1)現在の世界情勢に関する認識が大きく変わると思います。

 現在のアメリカは、一番大きな所では、金融、マスコミ、司法の3つともユダヤ勢力が牛耳る世界になっています。また現在のアメリカで、プライベートなもので本当に価値があるものはほとんどがユダヤ人達が作り上げたものです。映画のハリウッドもそうですし、シリコンバレーのベンチャーで大成功を収めてアメリカンドリームを実現しているのもほとんどがユダヤ人です。有名な所では、インテルもグーグルもフェイスブックもアップルもマイクロソフトも皆ユダヤ系企業です。WASP系の大学(ハーバード、MIT、スタンフォード、ケンブリッジ、オックスフォード、etc)がエクセレントな存在であるのは、そこにユダヤ系の超優秀な名物教授や学生が多数在籍しているからです。彼らが居なくなれば、それらの大学のレベルは、日本の東大や京大とほとんど大差が無くなると思います。また学術の世界でも現在の自然科学や経済学、コンピュータ・サイエンス、etcを中心になって作ってきたのも彼らです。

 アメリカの社会で、ユダヤ人がエスタブリッシュメントになってしまうのは至極必然の事で、それは悪い事ではありません。日本で一番優秀な東大生が日本社会のエスタブリッシュメントになってしまうのと同じ事です。芸術の世界でも現在のクラシック音楽は、ユダヤ人音楽家の存在無くしては語れなくなっています。若手の有望な作曲家の半分はユダヤ人ですし、才能のある演奏家の多くはユダヤ人です。JAZZの世界でも白のJAZZの代名詞的な存在であるビル・エバンスはユダヤ人です。ボブディランやサイモン&ガーファンクルやビリージョエルもユダヤ人です。今あなたがやっている仕事で、周りの競争相手にユダヤ人が一人もいないのであれば、その仕事は既に終わっている仕事だということです。(残念ながら、それは世界の覇権を争うような仕事では無いと言う事です。)

 私は、ユダヤ陰謀論みたいなものは、あまり信じていません。と言うのも、戦術レベルで陰謀を使うというようなことはどこの民族でもやっていることだからです。日本だって、アメリカだってやっています。今回のコロナ騒動にしてもそのレベルのものです。(こういう言い方をすると、怒られる方もいるかもしれませんが。)それよりも、もっと重要なことは、彼らが行おうとしている戦略的な事柄は、もう既に決まっているということです。(前にも書きましたが、彼らの戦略は、先に結論ありきの世界です。)その答えは全て聖書の中に書かれています。後は、その教えに従って、新世界秩序を実現すべく実行するだけというシンプルな話なのです。

 彼らの世界観は、物理法則と同じで、世界には決まった始まりと終わりがあるということです。今その終わりに向かって世界は動いているということです。最終目的は、ユダヤ人は、ロスチャイルドなども含めて、イスラエルのオリーブ山に彼らの神であるヤハウェの降臨を迎えることです。(キリスト教徒にとっては、それはイエス・キリストの降臨になります。)ただ、日本人にとってはそれらのことは、戦略的カルト以外の何者でもないので、何がどうして起こっているかも分からずに、ひたすら目の前に起こっている現象に順応し続けると言ったことがこれから起こると思います。戦術的カルト民族の日本人には、残念ながらそれしかできないと思います。


(注1)






by チイ



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トランプ大統領の立ち位置 [社会]

 最近ネットで、トランプ大統領がQアノンのリーダーとして、ディープ・ステートと戦っていると言う内容の動画をよく見かけます。実際にトランプ大統領は就任以来、ディープ・ステートの一員であるマスメディアや司法省やFRBなどと戦っているようには見えますが、本当のところはどうなんだろう?といった感じです。前にも書きましたが、トランプの娘のイバンカは、ユダヤの名家のクシュナーと結婚してユダヤ教に改宗しています。(トランプ自身もユダヤ教に改宗したと言う話もありますが、本当のところは良く分かっていません。)トランプは賢い人なので、今のアメリカを実質的に牛耳って動かしているのは誰かということが分かっているので、その勢力に愛する娘を嫁がせたのでしょう。またトランプはアメリカ歴代大統領の中でも、イスラエルとの関係はより強固なものになっています。ネタニヤフ大統領との関係も良好です。

 トランプ大統領が実質、ディープ・ステートの中のどの勢力と戦っているのかは私にはよく分かりませんが、ディープ・ステートの中の最大勢力であるユダヤ勢力と真正面からガチで戦っているとは到底思えませんし、トランプ自身にもそんな力は無いと思います。仮にトランプが望むように(本当にそう望んでいるのかどうかは、分かりませんが)今のアメリカを実質支配しているエスタブリッシュメントが、ユダヤ人からWASPに入れ替わったとしたら、アメリカは現在のイギリスのように過去の国になって、もう世界の覇権国ではなくなって普通の国になっているということです。その時にはドルはもう世界の基軸通貨ではなくなっているでしょうし、その事自体はトランプ自身が一番良く分かっているはずです。アメリカ・ファーストとはそういう事です。

 ただひとつだけ確かな事は、トランプとディープ・ステートの間の利害関係は、もうシステム的に破綻してしまってお荷物になっているドルをデフォルトさせて、通貨システムを新しいものに更新したいと考えている点に関しては一致しているということです。現在のドルを廃止した後の、新たな通貨に関する両者の考え方は違っているかもしれませんが、現在のドルが無くなれば、アメリカはアメリカで、ディープ・ステートはディープ・ステートで独自の道を歩めるということです。トランプは、そのためのドルをガラガラポンにするための破壊屋を演じているのだと思います。

 これから10年くらいの間には、恐らく世界の覇権はアメリカから別の国に移っていると思います。その最有力候補は、イスラエルになっているのではないでしょうか?この10年くらいの間に、中東の産油国の多くが没落していって、中東の地の再編成が行われて、今のイスラエルの領土より更に大きな、グレーター・イスラエルが誕生しているはずです。それに伴って、今アメリカで活躍しているユダヤ人の多くがイスラエルに戻って来て、その時はイスラエルが世界の覇権国、世界の中心になっていると思います。

 聖書の預言によると、患難時代に入る前に、世界統一政府が樹立される事になっていますが、それはグレーター・イスラエルが中心になって設立されるのではないでしょうか?しかし、患難時代に入ると統一政府はいくつかのグループに分裂してしまって、イスラエルにはヒトラーの時代よりも凄まじい反ユダヤ主義の嵐が吹き荒れて、ユダヤ民族は民族として最も苦しい時代を通ることになります。現在のロスチャイルド達による、通貨発行権の独占といったようなシステムでは無くて、もっと万人に開かれた金融システムになれば良いのにと思ってしまいますが、今後もそうはならないということなのでしょうか?このために多くの他民族の恨みを買ってしまうということであれば、それはまさに聖書の預言通りということになってしまいます。

 今、トランプ大統領も中国の習近平もEUの首脳達も、コロナウイルスを本当に撒いた犯人が誰であるかという事は恐らく分かっていると思いますが、それは絶対に口にはしないでしょう。何故なら、現在の「ディープ・ステート」対「アメリカ」対「中共」という3項対立の中で、その勢力が2対1に別れてどの勢力を潰しにいくかはもう決まっているからです。コロナウイルス収束後は、その戦いになると思われますが、それがミサイルや核兵器が飛び交うようなドンパチの戦いになるのか、今コロナウイルスで起こっているようなサイバー空間上の戦争になるのかは分かりませんが、中国共産党が2030年まで存続している可能性はかなり低いと思います。


by  チイ

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今世界を動かしているもの(戦略的カルトと戦術的カルト) [社会]

 今世界はコロナウイルスの蔓延で大変な事になっていますが、その出来事自体は世界史の中の大きな流れの一部にしか過ぎないと言ったら、日本の多くの人は驚くかもしれない。でも恐らくは、キリスト教圏やユダヤ教圏の中に住んでいる人達にとっては、そのような感覚なのだと思う。聖書の終末論では、現在は患難時代の前段階の時代で、この時期にお起こると言われているのが、エゼキエル戦争(ハルマゲドン)と携挙です。

 現在、中東では「エゼキエル戦争前夜」ということが言われています。トランプ大統領は、完璧なシオニストであるので、聖書の中に書かれてあるエゼキエル戦争に向けた準備を全てやって、アメリカ軍は中東の地からの撤退を決めました。もちろんトランプ大統領だけが、その様に聖書の言葉に忠実に動いたとしても、相手があってのことです。しかし、本当に不思議な事に、イスラエルやトルコやイランやロシア情勢を含めて、現在のところ聖書の預言通りに事が進んで行っています。その背景にはクルド人問題やサウジアラビアとイランの関係、アメリカでシェールオイルが出るようになって、世界一の産油国になってもう中東の石油に依存しなくても済むようになったことなど色々ありますが、その全てが聖書の預言を後押ししています。

 アメリカの共和党の母体は、ビリー・グラハムが創設したキリスト教福音派で、福音派の信者の特徴は「携挙」を本当に信じている人達です。患難時代に入る前には、エゼキエル戦争と携挙の2つが行われる必要があり、トランプ大統領はそのエゼキエル戦争に向けて聖書の言葉を着実に実行して行っています。携挙は、患難時代に入る前に、本物のクリスチャンだけが天に引き上げられて、この地上から姿を消してしまうという聖書の教えです。今世界を動かしているのは、患難時代に向けたエゼキエル戦争と携挙の2つであり、その後に世界統一政府が樹立されると言われています。コロナウイルスは、その時代に起こると預言ざれている疫病や地震や火山噴火やバッタの大軍団といった自然災害の一部にしか過ぎません。

 何故、こんなことを書いているかと言うと、世界は日本人から見たらカルトであるとしか思えないような「携挙」やエゼキエル戦争と言った聖書の言葉で動いているのです。私はそれを、「戦略的カルト」と読んでいます。日本人がそれをどんなに馬鹿にしたとしても、世界はその戦略的カルトで動いているので、日本はそれを本当の意味で理解できない、または無視した状態で、しかしそれに圧倒的に振り回されることになってしまいます。世界が日本の文化を中心に回っているのなら、そんなものは無視してしまえばいいのでしょうが、そうはなっていないので予期せぬ災難が降りかかってきます。

 しかも現在、現実の世界で世界標準と言われるようなもので、日本人が金科玉条として崇めているものの多くは、その日本人からしたら頭がおかしな人達が作ったものです。例えば、日本は21世紀の情報の時代になっても、20世紀の物作りを信奉していますが、20世紀に「物質文明」が花開いたのは、「物質論」があったからです。物質論が無ければ、日本人がどんなにモノに隷属化して、不眠不休で働いたとしても20世紀の物質文明は無かったと思います。でも日本人はそのようには考えません。そんなものは一番になりたがり屋の彼らにやらせておいて、それを窒息するくらい猛勉強して、後は手を動かしてそれを生活に応用して金儲けできればそれで良しといった考えです。

 20世紀のモノの時代はそれで上手くやっていけたので、未だにその成功体験が忘れられないで、電機産業はもうバカが作っていればいいようなセンサーみたいなつまらないものしか作れなくなってしまって没落しました。最後の砦になってしまった自動車産業も日本人技術者の主力がそちらの方向の人達なので、21世紀では本末転倒になってしまって電機の二の舞いになってしまうのは時間の問題でしょう。また、自動車自体の需要ももうコロナ前に戻るような事は今後無いと思います。

 日本の大学入試って、明治のはじめくらいから初等微積分の範囲留まりで、内容はほとんど変わっていないんじゃないでしょうか?ガキンチョみたいな範囲の中で、東大の先生が二十歳前の子供をいじめるために作った問題で一点でも多くの点を取った者が一番優秀といった基準で、時代の要請とは全く関係ない明治以来変わることのない能力の人達です。彼らがもう何世紀も前に作った学問の一部を切り出して、もうカビ臭くて賞味期限が切れたような内容が日本人のこの世代の人達に取っては金科玉条になっているわけです。

 私はこれらを「戦術的カルト」と読んでいます。日本人は自分達に基準を与えてくれる彼らのことを「戦略的カルト」と言って馬鹿にしていますが、自分達が「戦術的カルト」であることには気付いていません。「戦術的カルト」である日本人は、永遠に「戦略的カルト」である彼らのことを理解できないと思います。それが日本の知識人のインテリと言われる人達の限界であり、その事が日本を大きくミスリードする事になると思います。


by  チイ

 

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コロナウイルスは誰が撒いたのか? [社会]

 最近ネットを見ていると、コロナウイルスを撒いた犯人として、ディープ・ステートの名を挙げている人のサイトをよく見かける様になりました。ディープ・ステートとはロスチャイルドやロックフェラーといった世界の金融資本家達のことで、世界中の中央銀行の通貨発行権を所有して(現在のアメリカFRBのドルの通貨発行権などもそうです。)実質、世界の金融市場を牛耳っている大富豪家達です。

 現在、コロナウイルスの発生源について、日本の公のマスメディアやネットの中でも一番多く報道されているのは、中国武漢のウイルス研究所P4から人工的に作られたウイルスが何らかの人為的ミスで外部に流出したというものです。私も3月22日のブログ「新型ウイルスの発生源」でそのことを書きましたが、今現在では私がその時に書いた記事の内容が最も確からしいということになっています。

 この推測は、「アメリカ」対「中国共産党」という二項対立で最も分かり易い構図で、誰にでも理解できて、マスメディアとしても報道し易いのでそうなっているのだろうと思われますが、よくよく考えてみると何点か腑に落ちない点なども出てきます。現時点での私の推測を述べると、「ディープ・ステート」対「アメリカ」対「中国共産党」という三項対立の戦いの中で、ディープ・ステートがコロナウイルスを撒いたと考えるのが一番合理的であるとの結論に至ったので、そのことを書いてみようと思います。ただ、あくまでも私の推測に過ぎないので、証拠は何もありませんのでそのつもりで読んでください。

  まず疑問に思った第一は、中国がこの2020年の彼らにとって最も重要なタイミングで、p4からお漏らしをする様なケアレスミスを犯してしまう様な事ってあるのだろうか?という事です。中国は2020年までに一帯一路に参加している欧州のほとんどの国でアメリの反対を押し切って5Gの導入を確固たるものにしていましたし、2020年内のデジタル人民元のローンチを発表していました。こんなベストタイミングで中国が自ら大失態を演じてしまう様な事は余りに神がかっています。実際現在中国は世界中の国々から多額の賠償金を請求される様な事態になっていますし、この件でせっかく決まったEUでの5Gの契約もご破算になってしまうでしょう。

 第二は、ディープ・ステートの戦略は、先に結論ありきの世界だという事です。2017年にNatureの記事で、近い将来武漢のP4からウイルスが漏洩する可能性が高いという事は先のブログでも書きましたが、近い将来コロナウイルスのパンデミックが起きるだろうという事は、ビルゲイツの2015年のTED Talkの中でも語られていますし、2005年のアングロサクソン・ミッションのロンドンでの会合の中で、中国が近い将来に風邪をひくと述べられていましたし、2018年にジョンズホプキンス大学のレポートにも近い将来コロナウイルスが世界中に蔓延するという事が述べられています。また武漢のP4の建設にはフランスのディープ・ステートの企業が関わっていますし、中国にわからない様に彼らの仲間が細工した可能性も十分に考えられます。

 第三は、現在どの国もコロナ自粛で経済活動が止まってしまって、各国の中央銀行が自国の通貨を発行して、その手数料がディープ・ステートの懐に入る仕組みになっています。世界が自粛で不景気になればなるほど、彼らが儲かるといった仕組みです。

 第四は、現在の状況下では近い将来アメリカと中国の間で責任のなすりつけあいで戦争に発展してしまう可能性が高いという事です。アメリカと中国が戦争になった場合、両国に戦争遂行のためのお金を貸して大儲けするのがディープ・ステートです。またアメリカの軍需産業はディープ・ステートの傘下企業なので、その点でも大儲けができます。

第五は、アメリカ、中国ともに戦争などで疲弊した状態で、ドルがハイパーインフレを起こしてデフォルトすれば、ドルの借金は帳消しになって、ディープ・ステートが提唱する世界標準のデジタル通貨への移行がスムーズに進むという事です。

第六は、現在の不景気を作り出して、FRBから通貨の発行権をアメリカに取り戻そうとしているトランプを今年の秋の大統領選で落選させて、ウォール街の息のかかった民主党のバイデンを当選させることで、彼らの金融支配は完璧なものになります。

 こう考えてみると、コロナウイルスを世界中にばら撒いて、一番徳をするのはディープ・ステートだということです。私の推測ですが、ディープ・ステートが中国にコロナウイルスを撒く決断をしたきっかけは、2020年内のデジタル人民元のローンチだと考えています。ディープ・ステートは、これを絶対に許したくなかったのだと思います。中国はディープ・ステートの逆鱗に触れてしまったのです。


by  チイ

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パンデミック後の世界 [社会]

 今日は4月1日、エイプリルフールなので、そんな記事を書いてみようと思うので、あまり真剣に受け止めないで下さい。

これまでも人類は数多くのパンデミックを経験して来ましたが、歴史の教えるところは、パンデミックの前後で世界が一変してしまうという事です。現在世界はコロナ対策の真っ只中ですが、今からコロナウイルスが収束した後の世界がどの様なものになっているかを考えておく事は重要です。

 有名な話では、昔中南米にあったアステカ文明やインカ文明を滅したのは、スペイン人が持っていた銃火器ではなくて、スペイン人が新大陸に持ち込んだ天然痘だと言われています。また世界3大宗教である、キリスト教、イスラム教、仏教が世界中に広まったのもパンデミックが原因であることも分かっています。パンデミックは、それが起きなければ絶対に起こり得なかった様な変化を、その後の社会にもたらします。

 今回のコロナウイルスが収束した後、世界はどの様に変わっているでしょうか?誰でも考える事は、アメリカを中心とした経済圏と中国を中心とした経済圏の2極化が進むという事です。今回のコロナ騒動で、EUにおける中国製の5Gの導入は大きく遅れてしまうかもしれません。またEUの国の中には中国との5Gの契約を破棄する様な国も出てくるかもしれません。5Gで先行していた中国に取っては、今回のコロナ騒動は大きな痛手となるでしょう。

 先のブログでも書いた様に、現在中国は5G+AI+クラウド・ビッグデータの分野でアメリカと凌ぎを削っている訳ですが、それ以上に重要な覇権争いとして、ブロックチェーン技術を使ったデジタル通貨の覇権争いがあります。これに関しては、現在のところ、中国が完全にリードしていて、アメリカはデジタル通貨の発行に関しては驚くほど消極的です。このまま行けば、アメリカは中国に次世代の通貨覇権を渡してしまうことになる訳ですが、実はそれは一つにはアメリカの戦略ではないかとも言われています。

 これまでアメリカのドルが世界の基軸通貨でいられたのは、「ペトロダラーシステム」があったからです。しかし今、アメリカは中東から撤退して、このペトロダラーシステムを自らが終わりにしようとしている様にも見えます。さらにアメリカのFRBは3月23日に「無制限の量的緩和」を発表しました。ペトロダラーシステムがなくなって、無制限にドルを刷れば、ドルがハイパーインフレを起こしてしまうのは誰の目にも明らかです。

 恐らくアメリカのFRBが狙っているのは、ドルをハイパーインフレにすることで、アメリカが抱えているドル負債(約1京円あると言われています。)をゼロリセット(デフォルト)しようとしているのではないかと思われます。つまり、アメリカは次世代のデジタル通貨に移行する前に、不要になったドルを紙屑にして負債を帳消しにする必要があるのです。今アメリカの株(NYダウ)はコロナ対策の影響を受けてどんどん下がってきています。それに加えて今石油戦争がアメリカとサウジアラビアとロシアの間で勃発して、石油価格がどんどん下がって、アメリカのシェールオイルの会社がどんどん倒産しています。そして2020年中には中国がデジタル人民元をローンチすると言われています。これらの3つの条件が揃った時点で、緊急利下げで一気にドル安にしてデフォルトするのではないでしょうか?

 2020年内にドルがデフォルトすれば、その規模は1929年の世界大恐慌を遥かに凌ぐものとなるでしょう。ドルがデフォルトすれば、それに合わせて、円やユーロや人民元などの他の通貨もデフォルトすることが予想されるので、ドル以外の通貨の借金(約1京円あると言われている。)もゼロリセットされることになるので、あながち悪い事ではないかもしれません。ただその場合、来年のオリンピックは中止になるでしょうし、大恐慌が数年くらいは続くことになるでしょう。でもその後にはこれまで誰も見た事がない新しい通貨の時代の幕開けです。


by  チイ

 

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新型コロナウイルスの発生源 [社会]

 最近、新型コロナウイルスの発生源について、中国とアメリカの間で責任の擦り付けあいの様な報道がされているが、日本ではこの件に関してはあまり詳しく報道されることは少ない。それでちょっと気になったので、ネット上で今回の新型コロナウイルスの発生源について言われていることをまとめてみた。ただ、私自身それを検証することはできないので、最終的には各人の判断に委ねます。


 その1)従来報道されているように、武漢の新鮮市場で売られていた野生動物の肉から人に感染した。

 その2)アメリカが昨年武漢で開かれた各国の軍人さんたちによる運動会で、ウイルスを持ち込んだ。

 その3)武漢の生物兵器研究所(P4)からウイルスが当局の管理ミスで市場に流出した。


 今、日本では感染源は、その1)だと報道されています。1)の場合は、ウイルスは自然発生的に現れたものであり、2)または3)の場合はウイルスは人工的に作られた可能性が高いです。


 その2)についてちょっと補足をすると、昨年アメリカのハーバード大学化学生物学部長が中国にアメリカで開発された生物兵器(ウイルス)を持ち出そうとして逮捕されています。この人、アメリカと中国の2重スパイで武漢理工大学や中国政府からも研究費をもらっていたそうです。それに相当する様なものを、昨年武漢で軍人さん達の運動会があった時にアメリカが中国に持ち込んだという説です。実際にこの運動会の直後に武漢でウイルス感染が始まりました。中国は発生源をその2)にしてアメリカの責任にしたい様です。

 その3)は、2017年のNatureの記事で、将来武漢のP4からウイルスが流出する可能性が高いということが言われていました。中国は生物兵器研究所の内部の管理体制に以前から問題があることが指摘されていて、実際に北京の研究所からの流出事故とかがあった様です。実験動物を食肉として市場に売るとかは以前から行われていた様ですし、装着衣類や道具の廃棄の仕方、研究員がウイルスに感染して市場にひろめてしまったなど色々考えられます。発生源が3)の場合、中国は感染を世界中にひろめることで、中国だけではなく世界中の問題にすり替えたいと考えている様です。

 現在のところ、私自身はその3)の可能性が一番高いんじゃないかと考えています。今コロナウイルスが世界中に蔓延してしまったことで、世界中の経済が大打撃を受けています。一番心配されるのが今年度末に行われるアメリカの大統領選の行方です。アメリカの経済がめちゃくちゃになってしまえば、トランプの再選は難しくなるでしょう。そうしたら、親中国派のバイデンが大統領になれば中国としてはこんなにありがたいことはありません。もう誰も中国を止める事は出来なくなるかもしれません。

 そんな訳なので、各国はオリンピックどころの騒ぎではありません。日本だけが、オリンピックに向けて大量の「箱モノ」を作ってしまったので、その費用を回収するためにオリンピック、オリンピックと言っているだけです。オリンピックが中止や延期になった場合、日本が受ける経済的損失は、他の国のそれを上回る規模になってしまうのは必然でしょう。

 この先10年くらいの技術は、5G+AI+クラウド・ビッグデータの3つのテクノロジーを握ったものが制すると言われています。今の所、この3つを全て有しているのは、アメリカと中国だけです。3つを総合的に判断した場合、アメリカは今5Gで中国に大きく遅れを取ってしまっているので、総合力と言う意味では中国は既にアメリカを超えているかもしれません。焦ったアメリカがその2)で中国に待ったをかけた可能性も否定できません。世界はオリンピックの理想とは程遠い、もっと汚くて、したたかで、ドロドロした世界であるという事です。

 

by チイ

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Cの配列とポインタの問題 [コンピューター]

 巷はどこもかしこもコロナウイルス対策で自宅待機状態なので、暇つぶしにCの配列に関するポインタの問題を作ってみました。「Cの配列とポインタの関係なんて、とっくの昔に理解したよ!!」という方は、以下の(ア)〜(ハ)の穴埋め問題をやってみてください。一つでも不安のある箇所がある方は、恐らくまだCの配列とポインタの関係を理解できていないと思います。
 
 
(1) int a[3] = {0, 1, 2};
 
で、sizeof(int)=4Bの場合、sizeof(a)は(ア)であり、この場合のaの型は(イ)である。
また、aは配列の先頭要素へのポインタの意味も持ち、&aの型は(ウ)であり、&a=0x7ffeebfbff49c の場合、&a+1のアドレスは(エ)になる。
また、aの型は(オ)であり、a=0x7ffeebfbff49c の場合、a+1のアドレスは(カ)になる。
 
 
(2) int a[5][3] = {
          {0, 1, 2},
                           {3, 4, 5},
                           {6, 7, 8},
                           {9, 10, 11},
                           {12, 13, 14}};
 
で、sizeof(int)=4Bの場合、sizeof(a)は(キ)であり、この場合のaの型は(ク)である。
また、aは配列の先頭要素へのポインタの意味も持ち、&aの型は(ケ)であり、&a=0x7ffeebfbff460 の場合、&a+1のアドレスは(コ)になる。
また、aの型は(サ)であり、a=0x7ffeebfbff460 の場合、a+1のアドレスは(シ)になる。
また、a[0]の型は(ス)であり、a[0]=0x7ffeebfbff460 の場合、a[0]+1のアドレスは(セ)になる。
また、*(*(a+3)+2)の値は(ソ)である。
 
 
(3) int a[3][4][2] = {
                               {{0, 1}, {2, 3}, {4, 5}, {6, 7}},
                               {{8, 9}, {10, 11}, {12, 13}, {14, 15}},
                               {{16, 17}, {18, 19}, {20, 21}, {22, 23}}};
 
で、sizeof(int)=4Bの場合、 sizeof(a)は(タ)であり、この場合のaの型は(チ)である。
また、aは配列の先頭要素へのポインタの意味も持ち、&aの型は(ツ)であり、&a=0x7ffeebfbff430 の場合、&a+1のアドレスは(テ)になる。
また、aの型は(ト)であり、a=0x7ffeebfbff430 の場合、a+1のアドレスは(ナ)になる。
また、a[0]の型は(ニ)であり、a[0]=0x7ffeebfbff430 の場合、a[0]+1のアドレスは(ヌ)になる。
また、(*(a[2]+3))[1]の値は(ネ)である。
また、a[0][0]の型は(ノ)であり、a[0][0]=0x7ffeebfbff430 の場合、a[0][0]+1のアドレスは(ハ)になる。
 
 
 不安な箇所は、実際に自分でプログラムを書いて確認してみると良いと思います。
 
by  チイ


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ゴーンさんの日本脱出劇に思う [社会]

 年末から年始にかけて、保釈中であったゴーン元日産会長が海外に脱出してしまったという凄いニュースが飛び込んで来た。それにしてもゴーンさんは行動が迅速だ。(その行動が良いか悪いかは別にして。)これからの情報化社会では、迅速に決断し行動することが経営者にとって何よりも求められる資質になると思うが、西川さんなどの日本人社長ではこれから先の自動車産業の激変の中、何も決められないで会社が傾いて行きそうな気がする。何とかモデルといったような今まで通りに車を作り続けるようなゼロサム・ゲームをやるには最適な人材なのだろうが。

 日本の社会は不思議なもので、情報化社会に必要な有能な日本人経営者や技術者の数が少ないと言われているのにもかかわらず、ゴーンさんのような有能な人材を排除してしまう。最近の似たような事例では、数年前にスパコンの助成金詐欺で逮捕された「斎藤元章」氏と、最近Twiiterで中国人差別を呟いて企業献金などを止められ炎上した、31歳で東大最年少准教授になった「大澤昇平」氏の名前が直ぐに頭に浮かんだ。2人ともこれからの時代を背負って立つ数少ない天才的な才能を持った人達だが、ゴーンさんと同じように些細なことに足をすくわれて社会の中から排除されてしまう。斎藤元章氏は新潟大医学部→東大大学院医学部、大澤昇平氏は高専→筑波大→東大大学院(松尾研)という変わった経歴の持ち主で、あまりにも目立ち過ぎたので、東大閥の中で排除されてしまったような感じだ。

 こんなことをやっていたら、これからは海外の有能な経営者や優秀な技術者はもう日本には来てくれないだろう。日本人の不得意な仕事や分野を彼らにやらせておいて、それが成ったら彼らを排除して後は自分達の好きなように様にやるでは誰も来てくれないだろう。その後に続くのは今まで通りにゼロサム・ゲームでそれを食い潰すだけの話になってしまう。経営者だと国や検察を巻き込んでの泥沼の社内権力闘争に発展してしまうし、技術者だとソフト部隊とハード部隊の間での血みどろの主導権争いに発展してしまって、仕事どころの騒ぎではなくなってしまう。

 19年版のU.S.News & World Report誌のコンピュータ・サイエンス部門のランキングは、昨年同様中国の清華大学が第1位で、日本の中では東大が最高位の135位だ。(昨年の91位から更に順位を落としている。)21世紀は他のどんな分野で上位に立ったとしても、コンピュータ・サイエンスの分野で負けてしまうと、結局は科学技術分野での競争での戦略的な負けになってしまうと思う。この順位は21世紀の日本にとって本当に絶望的な数字だ。本当に21世紀の日本のことを考えるなら、オリンピックに投入した約1兆円近くになるお金を、コンピュータ・サイエンス分野の立て直しに使って、海外からひろく有能な人材をスカウトして日本で研究したり働いてもらうようにするべきだと思う。

 イギリスは19世紀にディズレーリというユダヤ人の首相を輩出して大英帝国の黄金時代を迎えることになります。ユダヤ人を首相にするといったイギリスのような度量が無いにしても、せめて日本のコンピュータ・サイエンス分野での海外の有能な人材の力を借りるくらいの度量があっても良いのではないか。その時に本当に必要なことは人材を選定する見識と、一度任せたら後は一切口出しせずに彼らの考えるように思いっきり仕事をしてもらうことです。日本のためになるとか日本人に向いていないとかそんな事を言っているようでは駄目です。

 

 by チイ

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豊島さん2冠達成 [社会]

 昨日の2019年竜王戦第5局で豊島名人が広瀬竜王に勝って、名人と竜王の2冠を達成した。タイトル戦の中でも二日制7番勝負で優勝賞金も大きいビッグタイトルである名人戦を4勝0敗、竜王戦を4勝1敗という圧倒的な強さだった。残念ながら、王位、棋聖の2タイトル防衛はならなかったが、自分としてはこれからも名人と竜王の2大タイトルを長い間保持できるように頑張っていってほしいと思っている。

 これからの将棋界は当分の間、豊島さんと渡辺さんの2人を中心に回っていくことになると思う。後、それに広瀬さんが加わる形で。渡辺さんも現在3冠だが、10期以上に渡って守り続けた竜王の王座には並々ならぬ思いがあると思うので、来年以降の竜王戦も楽しみである。たま豊島さんは現在、同じ東海出身の藤井君にとっての良い壁になっている。いずれは追いつかれ抜き去られる日が来るのだろうが、今の所藤井君に対してA級棋士の強さを見せつける結果になっている。

 豊島さんも昨年の2018年に初タイトルを取るまではかなりの間伸び悩んでいたようだ。一時期コンピュータ将棋にのめり込んで、対局で羽生さんに差し手が面白くないと怒られていたような時期もあったが、最近一皮向けてコンピュータ将棋との最善の付き合い方みたいなものを習得されたような気がする。いずれにしても現在のA級棋士の中で一番コンピュータ将棋を研究されている一人であることは間違いないと思う。

 昨日は休日だったので、午後からの終盤戦をニコニコ動画で見ていたのだが、大逆転のハラハラドキドキの凄い一番だった。終盤コンピュータ将棋の評価値で、広瀬さんの方が1700点ほどリードした時点で、まず広瀬さんの勝ちだろうと思っていたら、解説をされていた人が次は常識的にここでしょうと言って置いた駒の評価値が一気に五分五分までになってしまって、何故そうなるか分からないと言っている間に広瀬さんがそこに打ってしまってから、豊島さんの大反撃が始まった。それでももう一歩で積みになる直前まで行ったが、最後豊島さんが凌ぎ切って大逆転勝利となってしまった。

 昨年の羽生さんと広瀬さんの竜王戦第6局で終盤で羽生さんが2000点ほどリードしていたにもかかわらず、一つの差手で五分五分まで戻ってしまって、その後直ぐに広瀬さんに負けてしまった戦いを思い出してしまった。現在広瀬さんはA級棋士の中でも終盤の強さはピカイチと言われていて、そんな人でも読み違えをしてしまうことってあるんだなと、改めて将棋の勝負の恐ろしさを痛感させられる試合だった。それにしても終盤でのコンピュータ将棋の評価値の読みの正しさは本当に凄いなと感心させられてしまった。

 終盤でどちらかが1000点以上リードした段階で、もし棋士がコンピュータ将棋の評価値を見ながら指すことができれば、このような差し違えは絶対に起こらない訳で、これから先の人間とコンピュータ(AI)の良い付き合い方はどうあるべきかを考えさせられる一番でもあった。近い将来実社会でもこれに似たようなことが起こってきて、本当にAIに力を借りないといけない局面でそれができる人とできない人で大きな差がついてしまう社会になっていきそうな気がする。


by チイ

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