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コロナウイルスは誰が撒いたのか? [社会]

 最近ネットを見ていると、コロナウイルスを撒いた犯人として、ディープ・ステートの名を挙げている人のサイトをよく見かける様になりました。ディープ・ステートとはロスチャイルドやロックフェラーといった世界の金融資本家達のことで、世界中の中央銀行の通貨発行権を所有して(現在のアメリカFRBのドルの通貨発行権などもそうです。)実質、世界の金融市場を牛耳っている大富豪家達です。

 現在、コロナウイルスの発生源について、日本の公のマスメディアやネットの中でも一番多く報道されているのは、中国武漢のウイルス研究所P4から人工的に作られたウイルスが何らかの人為的ミスで外部に流出したというものです。私も3月22日のブログ「新型ウイルスの発生源」でそのことを書きましたが、今現在では私がその時に書いた記事の内容が最も確からしいということになっています。

 この推測は、「アメリカ」対「中国共産党」という二項対立で最も分かり易い構図で、誰にでも理解できて、マスメディアとしても報道し易いのでそうなっているのだろうと思われますが、よくよく考えてみると何点か腑に落ちない点なども出てきます。現時点での私の推測を述べると、「ディープ・ステート」対「アメリカ」対「中国共産党」という三項対立の戦いの中で、ディープ・ステートがコロナウイルスを撒いたと考えるのが一番合理的であるとの結論に至ったので、そのことを書いてみようと思います。ただ、あくまでも私の推測に過ぎないので、証拠は何もありませんのでそのつもりで読んでください。

  まず疑問に思った第一は、中国がこの2020年の彼らにとって最も重要なタイミングで、p4からお漏らしをする様なケアレスミスを犯してしまう様な事ってあるのだろうか?という事です。中国は2020年までに一帯一路に参加している欧州のほとんどの国でアメリの反対を押し切って5Gの導入を確固たるものにしていましたし、2020年内のデジタル人民元のローンチを発表していました。こんなベストタイミングで中国が自ら大失態を演じてしまう様な事は余りに神がかっています。実際現在中国は世界中の国々から多額の賠償金を請求される様な事態になっていますし、この件でせっかく決まったEUでの5Gの契約もご破算になってしまうでしょう。

 第二は、ディープ・ステートの戦略は、先に結論ありきの世界だという事です。2017年にNatureの記事で、近い将来武漢のP4からウイルスが漏洩する可能性が高いという事は先のブログでも書きましたが、近い将来コロナウイルスのパンデミックが起きるだろうという事は、ビルゲイツの2015年のTED Talkの中でも語られていますし、2005年のアングロサクソン・ミッションのロンドンでの会合の中で、中国が近い将来に風邪をひくと述べられていましたし、2018年にジョンズホプキンス大学のレポートにも近い将来コロナウイルスが世界中に蔓延するという事が述べられています。また武漢のP4の建設にはフランスのディープ・ステートの企業が関わっていますし、中国にわからない様に彼らの仲間が細工した可能性も十分に考えられます。

 第三は、現在どの国もコロナ自粛で経済活動が止まってしまって、各国の中央銀行が自国の通貨を発行して、その手数料がディープ・ステートの懐に入る仕組みになっています。世界が自粛で不景気になればなるほど、彼らが儲かるといった仕組みです。

 第四は、現在の状況下では近い将来アメリカと中国の間で責任のなすりつけあいで戦争に発展してしまう可能性が高いという事です。アメリカと中国が戦争になった場合、両国に戦争遂行のためのお金を貸して大儲けするのがディープ・ステートです。またアメリカの軍需産業はディープ・ステートの傘下企業なので、その点でも大儲けができます。

第五は、アメリカ、中国ともに戦争などで疲弊した状態で、ドルがハイパーインフレを起こしてデフォルトすれば、ドルの借金は帳消しになって、ディープ・ステートが提唱する世界標準のデジタル通貨への移行がスムーズに進むという事です。

第六は、現在の不景気を作り出して、FRBから通貨の発行権をアメリカに取り戻そうとしているトランプを今年の秋の大統領選で落選させて、ウォール街の息のかかった民主党のバイデンを当選させることで、彼らの金融支配は完璧なものになります。

 こう考えてみると、コロナウイルスを世界中にばら撒いて、一番徳をするのはディープ・ステートだということです。私の推測ですが、ディープ・ステートが中国にコロナウイルスを撒く決断をしたきっかけは、2020年内のデジタル人民元のローンチだと考えています。ディープ・ステートは、これを絶対に許したくなかったのだと思います。中国はディープ・ステートの逆鱗に触れてしまったのです。


by  チイ

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パンデミック後の世界 [社会]

 今日は4月1日、エイプリルフールなので、そんな記事を書いてみようと思うので、あまり真剣に受け止めないで下さい。

これまでも人類は数多くのパンデミックを経験して来ましたが、歴史の教えるところは、パンデミックの前後で世界が一変してしまうという事です。現在世界はコロナ対策の真っ只中ですが、今からコロナウイルスが収束した後の世界がどの様なものになっているかを考えておく事は重要です。

 有名な話では、昔中南米にあったアステカ文明やインカ文明を滅したのは、スペイン人が持っていた銃火器ではなくて、スペイン人が新大陸に持ち込んだ天然痘だと言われています。また世界3大宗教である、キリスト教、イスラム教、仏教が世界中に広まったのもパンデミックが原因であることも分かっています。パンデミックは、それが起きなければ絶対に起こり得なかった様な変化を、その後の社会にもたらします。

 今回のコロナウイルスが収束した後、世界はどの様に変わっているでしょうか?誰でも考える事は、アメリカを中心とした経済圏と中国を中心とした経済圏の2極化が進むという事です。今回のコロナ騒動で、EUにおける中国製の5Gの導入は大きく遅れてしまうかもしれません。またEUの国の中には中国との5Gの契約を破棄する様な国も出てくるかもしれません。5Gで先行していた中国に取っては、今回のコロナ騒動は大きな痛手となるでしょう。

 先のブログでも書いた様に、現在中国は5G+AI+クラウド・ビッグデータの分野でアメリカと凌ぎを削っている訳ですが、それ以上に重要な覇権争いとして、ブロックチェーン技術を使ったデジタル通貨の覇権争いがあります。これに関しては、現在のところ、中国が完全にリードしていて、アメリカはデジタル通貨の発行に関しては驚くほど消極的です。このまま行けば、アメリカは中国に次世代の通貨覇権を渡してしまうことになる訳ですが、実はそれは一つにはアメリカの戦略ではないかとも言われています。

 これまでアメリカのドルが世界の基軸通貨でいられたのは、「ペトロダラーシステム」があったからです。しかし今、アメリカは中東から撤退して、このペトロダラーシステムを自らが終わりにしようとしている様にも見えます。さらにアメリカのFRBは3月23日に「無制限の量的緩和」を発表しました。ペトロダラーシステムがなくなって、無制限にドルを刷れば、ドルがハイパーインフレを起こしてしまうのは誰の目にも明らかです。

 恐らくアメリカのFRBが狙っているのは、ドルをハイパーインフレにすることで、アメリカが抱えているドル負債(約1京円あると言われています。)をゼロリセット(デフォルト)しようとしているのではないかと思われます。つまり、アメリカは次世代のデジタル通貨に移行する前に、不要になったドルを紙屑にして負債を帳消しにする必要があるのです。今アメリカの株(NYダウ)はコロナ対策の影響を受けてどんどん下がってきています。それに加えて今石油戦争がアメリカとサウジアラビアとロシアの間で勃発して、石油価格がどんどん下がって、アメリカのシェールオイルの会社がどんどん倒産しています。そして2020年中には中国がデジタル人民元をローンチすると言われています。これらの3つの条件が揃った時点で、緊急利下げで一気にドル安にしてデフォルトするのではないでしょうか?

 2020年内にドルがデフォルトすれば、その規模は1929年の世界大恐慌を遥かに凌ぐものとなるでしょう。ドルがデフォルトすれば、それに合わせて、円やユーロや人民元などの他の通貨もデフォルトすることが予想されるので、ドル以外の通貨の借金(約1京円あると言われている。)もゼロリセットされることになるので、あながち悪い事ではないかもしれません。ただその場合、来年のオリンピックは中止になるでしょうし、大恐慌が数年くらいは続くことになるでしょう。でもその後にはこれまで誰も見た事がない新しい通貨の時代の幕開けです。


by  チイ

 

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新型コロナウイルスの発生源 [社会]

 最近、新型コロナウイルスの発生源について、中国とアメリカの間で責任の擦り付けあいの様な報道がされているが、日本ではこの件に関してはあまり詳しく報道されることは少ない。それでちょっと気になったので、ネット上で今回の新型コロナウイルスの発生源について言われていることをまとめてみた。ただ、私自身それを検証することはできないので、最終的には各人の判断に委ねます。


 その1)従来報道されているように、武漢の新鮮市場で売られていた野生動物の肉から人に感染した。

 その2)アメリカが昨年武漢で開かれた各国の軍人さんたちによる運動会で、ウイルスを持ち込んだ。

 その3)武漢の生物兵器研究所(P4)からウイルスが当局の管理ミスで市場に流出した。


 今、日本では感染源は、その1)だと報道されています。1)の場合は、ウイルスは自然発生的に現れたものであり、2)または3)の場合はウイルスは人工的に作られた可能性が高いです。


 その2)についてちょっと補足をすると、昨年アメリカのハーバード大学化学生物学部長が中国にアメリカで開発された生物兵器(ウイルス)を持ち出そうとして逮捕されています。この人、アメリカと中国の2重スパイで武漢理工大学や中国政府からも研究費をもらっていたそうです。それに相当する様なものを、昨年武漢で軍人さん達の運動会があった時にアメリカが中国に持ち込んだという説です。実際にこの運動会の直後に武漢でウイルス感染が始まりました。中国は発生源をその2)にしてアメリカの責任にしたい様です。

 その3)は、2017年のNatureの記事で、将来武漢のP4からウイルスが流出する可能性が高いということが言われていました。中国は生物兵器研究所の内部の管理体制に以前から問題があることが指摘されていて、実際に北京の研究所からの流出事故とかがあった様です。実験動物を食肉として市場に売るとかは以前から行われていた様ですし、装着衣類や道具の廃棄の仕方、研究員がウイルスに感染して市場にひろめてしまったなど色々考えられます。発生源が3)の場合、中国は感染を世界中にひろめることで、中国だけではなく世界中の問題にすり替えたいと考えている様です。

 現在のところ、私自身はその3)の可能性が一番高いんじゃないかと考えています。今コロナウイルスが世界中に蔓延してしまったことで、世界中の経済が大打撃を受けています。一番心配されるのが今年度末に行われるアメリカの大統領選の行方です。アメリカの経済がめちゃくちゃになってしまえば、トランプの再選は難しくなるでしょう。そうしたら、親中国派のバイデンが大統領になれば中国としてはこんなにありがたいことはありません。もう誰も中国を止める事は出来なくなるかもしれません。

 そんな訳なので、各国はオリンピックどころの騒ぎではありません。日本だけが、オリンピックに向けて大量の「箱モノ」を作ってしまったので、その費用を回収するためにオリンピック、オリンピックと言っているだけです。オリンピックが中止や延期になった場合、日本が受ける経済的損失は、他の国のそれを上回る規模になってしまうのは必然でしょう。

 この先10年くらいの技術は、5G+AI+クラウド・ビッグデータの3つのテクノロジーを握ったものが制すると言われています。今の所、この3つを全て有しているのは、アメリカと中国だけです。3つを総合的に判断した場合、アメリカは今5Gで中国に大きく遅れを取ってしまっているので、総合力と言う意味では中国は既にアメリカを超えているかもしれません。焦ったアメリカがその2)で中国に待ったをかけた可能性も否定できません。世界はオリンピックの理想とは程遠い、もっと汚くて、したたかで、ドロドロした世界であるという事です。

 

by チイ

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ゴーンさんの日本脱出劇に思う [社会]

 年末から年始にかけて、保釈中であったゴーン元日産会長が海外に脱出してしまったという凄いニュースが飛び込んで来た。それにしてもゴーンさんは行動が迅速だ。(その行動が良いか悪いかは別にして。)これからの情報化社会では、迅速に決断し行動することが経営者にとって何よりも求められる資質になると思うが、西川さんなどの日本人社長ではこれから先の自動車産業の激変の中、何も決められないで会社が傾いて行きそうな気がする。何とかモデルといったような今まで通りに車を作り続けるようなゼロサム・ゲームをやるには最適な人材なのだろうが。

 日本の社会は不思議なもので、情報化社会に必要な有能な日本人経営者や技術者の数が少ないと言われているのにもかかわらず、ゴーンさんのような有能な人材を排除してしまう。最近の似たような事例では、数年前にスパコンの助成金詐欺で逮捕された「斎藤元章」氏と、最近Twiiterで中国人差別を呟いて企業献金などを止められ炎上した、31歳で東大最年少准教授になった「大澤昇平」氏の名前が直ぐに頭に浮かんだ。2人ともこれからの時代を背負って立つ数少ない天才的な才能を持った人達だが、ゴーンさんと同じように些細なことに足をすくわれて社会の中から排除されてしまう。斎藤元章氏は新潟大医学部→東大大学院医学部、大澤昇平氏は高専→筑波大→東大大学院(松尾研)という変わった経歴の持ち主で、あまりにも目立ち過ぎたので、東大閥の中で排除されてしまったような感じだ。

 こんなことをやっていたら、これからは海外の有能な経営者や優秀な技術者はもう日本には来てくれないだろう。日本人の不得意な仕事や分野を彼らにやらせておいて、それが成ったら彼らを排除して後は自分達の好きなように様にやるでは誰も来てくれないだろう。その後に続くのは今まで通りにゼロサム・ゲームでそれを食い潰すだけの話になってしまう。経営者だと国や検察を巻き込んでの泥沼の社内権力闘争に発展してしまうし、技術者だとソフト部隊とハード部隊の間での血みどろの主導権争いに発展してしまって、仕事どころの騒ぎではなくなってしまう。

 19年版のU.S.News & World Report誌のコンピュータ・サイエンス部門のランキングは、昨年同様中国の清華大学が第1位で、日本の中では東大が最高位の135位だ。(昨年の91位から更に順位を落としている。)21世紀は他のどんな分野で上位に立ったとしても、コンピュータ・サイエンスの分野で負けてしまうと、結局は科学技術分野での競争での戦略的な負けになってしまうと思う。この順位は21世紀の日本にとって本当に絶望的な数字だ。本当に21世紀の日本のことを考えるなら、オリンピックに投入した約1兆円近くになるお金を、コンピュータ・サイエンス分野の立て直しに使って、海外からひろく有能な人材をスカウトして日本で研究したり働いてもらうようにするべきだと思う。

 イギリスは19世紀にディズレーリというユダヤ人の首相を輩出して大英帝国の黄金時代を迎えることになります。ユダヤ人を首相にするといったイギリスのような度量が無いにしても、せめて日本のコンピュータ・サイエンス分野での海外の有能な人材の力を借りるくらいの度量があっても良いのではないか。その時に本当に必要なことは人材を選定する見識と、一度任せたら後は一切口出しせずに彼らの考えるように思いっきり仕事をしてもらうことです。日本のためになるとか日本人に向いていないとかそんな事を言っているようでは駄目です。

 

 by チイ

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豊島さん2冠達成 [社会]

 昨日の2019年竜王戦第5局で豊島名人が広瀬竜王に勝って、名人と竜王の2冠を達成した。タイトル戦の中でも二日制7番勝負で優勝賞金も大きいビッグタイトルである名人戦を4勝0敗、竜王戦を4勝1敗という圧倒的な強さだった。残念ながら、王位、棋聖の2タイトル防衛はならなかったが、自分としてはこれからも名人と竜王の2大タイトルを長い間保持できるように頑張っていってほしいと思っている。

 これからの将棋界は当分の間、豊島さんと渡辺さんの2人を中心に回っていくことになると思う。後、それに広瀬さんが加わる形で。渡辺さんも現在3冠だが、10期以上に渡って守り続けた竜王の王座には並々ならぬ思いがあると思うので、来年以降の竜王戦も楽しみである。たま豊島さんは現在、同じ東海出身の藤井君にとっての良い壁になっている。いずれは追いつかれ抜き去られる日が来るのだろうが、今の所藤井君に対してA級棋士の強さを見せつける結果になっている。

 豊島さんも昨年の2018年に初タイトルを取るまではかなりの間伸び悩んでいたようだ。一時期コンピュータ将棋にのめり込んで、対局で羽生さんに差し手が面白くないと怒られていたような時期もあったが、最近一皮向けてコンピュータ将棋との最善の付き合い方みたいなものを習得されたような気がする。いずれにしても現在のA級棋士の中で一番コンピュータ将棋を研究されている一人であることは間違いないと思う。

 昨日は休日だったので、午後からの終盤戦をニコニコ動画で見ていたのだが、大逆転のハラハラドキドキの凄い一番だった。終盤コンピュータ将棋の評価値で、広瀬さんの方が1700点ほどリードした時点で、まず広瀬さんの勝ちだろうと思っていたら、解説をされていた人が次は常識的にここでしょうと言って置いた駒の評価値が一気に五分五分までになってしまって、何故そうなるか分からないと言っている間に広瀬さんがそこに打ってしまってから、豊島さんの大反撃が始まった。それでももう一歩で積みになる直前まで行ったが、最後豊島さんが凌ぎ切って大逆転勝利となってしまった。

 昨年の羽生さんと広瀬さんの竜王戦第6局で終盤で羽生さんが2000点ほどリードしていたにもかかわらず、一つの差手で五分五分まで戻ってしまって、その後直ぐに広瀬さんに負けてしまった戦いを思い出してしまった。現在広瀬さんはA級棋士の中でも終盤の強さはピカイチと言われていて、そんな人でも読み違えをしてしまうことってあるんだなと、改めて将棋の勝負の恐ろしさを痛感させられる試合だった。それにしても終盤でのコンピュータ将棋の評価値の読みの正しさは本当に凄いなと感心させられてしまった。

 終盤でどちらかが1000点以上リードした段階で、もし棋士がコンピュータ将棋の評価値を見ながら指すことができれば、このような差し違えは絶対に起こらない訳で、これから先の人間とコンピュータ(AI)の良い付き合い方はどうあるべきかを考えさせられる一番でもあった。近い将来実社会でもこれに似たようなことが起こってきて、本当にAIに力を借りないといけない局面でそれができる人とできない人で大きな差がついてしまう社会になっていきそうな気がする。


by チイ

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日本人の競争(教師あり学習から教師なし学習へ) [社会]

 後1ヶ月ほどで平成の時代は終わってしまいますが、識者が新聞や書籍などで平成を振り返って色々な事を言っていますが、平成は概ね「失敗した(失われた30年)」ということのようです。何故失敗したのかについては検証が必要で、それなしには日本は前進できませんが、結論から言ってしまうと、私は日本は第2次世界大戦での失敗を2度繰り返してしまったと思っています。つまり日本は第2次世界大戦での失敗の検証が出来ていなかったということです。

 今から20年ほど前、未来予測として、私はそのうち中国と日本は経済の世界で「モノバカ競争」をやって、丁度第2次世界大戦でドイツが大国ソビエトとモノバカ競争をやって破れた様に、日本は負けるだろうと思っていました。でもこの予想は外れて、中国は本来なら日本が第2次世界大戦での失敗から学んでこの平成の時代に到達しなければいけなかった領域(地点)へと先に行ってしまいました。日本がいまだに到達できていない領域です。

 中国については色々と問題の多いことも分かっていますし、全てを肯定するつもりは全然ありません。ただ一つだけ言えるのは、中国は日本の第2次世界大戦での失敗から多くの事を学んでいるということです。他人の失敗は感情を挟まないで、冷静に客観的に検証できます。残念なことは、当事者の日本が歴史から全く学べていないということです。歴史に学ばなかった民族で繁栄した国って、あるのでしょうか?

 実は最近、もの凄く気になる発言がありました。世耕経産大臣がイスラエルを訪問した時に言った、

「イスラエルは0から1を生み出すのは得意だけど、日本は1を100にするのが得意だ。」

という発言です。実は昔、ある大企業の取締役がこれと同じ様な発言をしていたのを思い出して、この言葉は世耕大臣の言葉でもあると同時に、今の日本の産業界の総意なんだろうなということです。日本はイスラエルの100倍仕事をしているから、使って欲しかったらアイデアを持って来いという意味にも取れます。これでイスラエルと良好な関係が結べるでしょうか?本来なら、

「イスラエルは0から1を生み出すのは得意だけど、日本は9を10にするのが得意だ。」

と言うべきです。

 100歩譲ったとして、今がモノの時代で、日本が後追いの応用で世界を席巻して荒稼ぎをしている時代に言っている言葉ならまだ分かります。でも平成の情報化社会ではそれができなかったから日本は失敗したのではないでしょうか?世界がグローバル化して世界で最初に一番になった者だけが利益をかっさらっていける時代です。そしてこれはこれからのポスト情報化の時代でも変わらないと思います。ただ、日本人の頭の中が、モノの時代から全然変わっていないということです。

 逆に中国は、そのイスラエルから世界標準のイノベーションの方法を学んで、現在情報科学(コンピュータ・サイエンス)の分野では、トップ10の半分は中国系の大学です。また上位100位の中の1/4も中国系で占められています。世界での競争がゼロサム・ゲームからイノベーションの競争に変わったのに、日本だけが古代中国の科挙の悪習を日本版にアレンジしたゼロサム・ゲームで戦っているといった感じでしょうか?

 人は何故、勉強するのでしょうか?それは「教師あり学習」の時期を終えて、実社会の「教師なし学習」でアウトプットを出せるようにするためです。先のブログでSTEAMのことを書きましたが、今世界の教育現場で起きている、STEMやSTEAMの本質ってなんでしょうか?それは一言で言うと、学びの段階(教師あり学習)の時から、教師なし学習で結果を出せるような教育をしようという流れです。目的はあくまでも教師なし学習で結果を出すことであり、教師なし学習でイノベーションを起こせる人材を作ろうとしているわけです。

 そしてその流れはAIの発展と照らして見た時、正しい流れです。AIの機械学習には、「教師あり学習」、「強化学習」、「教師なし学習(予測学習)」の3つがありますが、現時点でAIにはまだ無理で人間のアドバンテージが大きいのが、「教師なし学習」です。「教師あり学習」はもうかなりの部分がAIに侵食されていっています。これからの時代、高校3年間の学習範囲である大学入試でベストフィットした東大理Ⅲのような能力の価値は、世界的にはどんどん価値がなくなっていくと思います。必然的に人間はAIに比べてまだ人間にだけにしかできない領域で戦っていくしかないからです。

 前に日本人とユダヤ人は全ての点で真逆だと書きましたが、日本人の競争が基本的に「ゼロサム・ゲーム」であるのに対して、ユダヤ人の競争は「イノベーション」です。そしてモノの時代には、競争としてゼロサム・ゲームが有利であったのに対して、情報化時代やポスト情報化時代では圧倒的にイノベーションが有利であるということです。これからのポスト情報化時代を戦っていく上で、このことははっきりと認識すべきだと思います。

 最後につまらない話を一つします。現在東大理Ⅰや理Ⅱより偏差値の高い学部は医学部だけになりますが、その医学部の数をざっと数えてみるとその人達の人数が大体数千人ほどになります。それに東大文Ⅰを出て、官僚になるような人を含めて、今日本のトップクラスの人材は世界的な競争とは全く関係のない人達です。日本国内の椅子取りゲームの勝利者です。この状況って、大航海時代のスペインやポルトガルが没落していった状況とぴったりと重なります。スペインやポルトガルは大航海時代に新大陸から搾取した富を国内で奪い合うだけのゼロサム・ゲームに明け暮れて没落していきました。

 一方、その時イギリスはディズレーリが首相になって海外にうって出て、大英帝国の黄金時代を迎えることになります。私には、今の日本がスペインやポルトガル見えて、中国がイギリスに見えます。日本人の頭の良さって、圧倒的に教師あり学習の段階で語られますが、それは準備段階にしかすぎません。(それももの凄く幼稚で中途半端で時代遅れな範囲で!!)そして教師なし学習で成果を出す方法については、ほとんど何も教えてくれません。これって、今世界の教育の現場で起こっている流れとは真逆の方向です。中国のことはともかくとして、日本はスペインやポルトガルのような没落の道を歩むのでしょうか?


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by  チイ 

 

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STEM(ステム)からSTEAM(スティーム)へ [社会]

 ポスト情報化社会を見据えて、今アメリカのシリコンバレーなどではSTEAM人材が注目されているようです。STEAM人材の先駆けと言えば、古くはアインシュタインになります。(2016-02-25に書いたブログ記事、Good vibrations:the role of music in Einstein's thinkingを参照してみてください。)最近では、アップルのスティーブ・ジョブズなどがそうです。(ジョブズの哲学は、「テクノロジーはリベラルアーツと融合して初めて、人の心を謳わせることができる」というものです。)

 STEAM(スティーム)とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、アート(Arts)、数学(Mathematics)の5つの頭文字を取った造語です。情報化社会に対応する人材を育成する目的で作られたSTEM(ステム)にA(アートやデザイン)が加えられていることが特徴ですが、その意味は人文系のリベラル・アーツなども含みもっと広範囲に及びます。STEAM人材の本質とは、

・STEAMの目的:新しいヒューマニズム

人間を大切にするという思想

whatやhowよりも、何のために作るのか(why)を大切にする

共感(エンパシー)する心、インクルーシブな社会の実現

・STEAMのマインドセット:イノベーターのマインドセット

think out of the box(型にはまらない)

give it a try(ひとまずやってみる)

fail forward(失敗して、前進する)

・STEAMのメソッド:デザイン思考

直感ベースの発見のためのツール

右脳、五官を使って積極的にアイデアを飛躍させて仮説を形成する

リサーチ→分析→シンセサイズ→ビルド→テスト

に集約することができます。

 STEAMを体現するために、21世紀スキルとなる4C(Critical thinking、Communication、Collaboration、Creativity)を育てる教育として、新しい学びのフレームワークもどんどんと提案されてきています。

・プロジェクト・ベース学習(PBL)

・プロブレム・ベース学習

・デザイン・ベース学習

・アクティブ・ラーニング

これらの学習の特徴は、学習の主体はあくまでも生徒で、教師は学習支援をするファシリテーターになります。また、教師が講義を行う、「指導型」ではなくて、学習者が主体となって、自ら問題解決をする「探求型」の学びです。

 教育においても世界はどんどん先に進んでいるなというのが率直な感想です。文科省が決めた年齢別学習科目と学習範囲の中で点数を競い合うみたいなモデルはもう完全に時代遅れになってきていると思います。モノの時代まではそれでもよかったのかもしれませんが、情報化社会やポスト情報化社会には完全にミスマッチなものになっている気がします。日本は教育においても、世界からは2周回遅れになってしまっているといった感じでしょうか?今の所、STEAMは現代版のリベラル・アーツとしては一番時代にマッチしているように思います。


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by  チイ

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羽生さんタイトル通算100勝ならず27年ぶりの無冠 [社会]

 昨日将棋竜王戦で羽生さんが広瀬さんに敗れ(3勝4敗)、27年ぶりの無冠になった。タイトル通算100勝の記録もかかっていた平成最後の大一番だったので残念な気もするが、現在は年8タイトル制になって試合数も多くなっているので、来年には是非速く1勝してタイトル通算100勝を達成して欲しい。


 羽生さんも御年48歳になって、もう大ベテランの年齢になってしまっているが、1世代下の、渡辺さん、広瀬さん、佐藤さんが30代で、残りのタイトルホルダーのほとんどが20代の若さという中で、将棋界も若返りの傾向を見せているのはいいことだと思う。今注目されている藤井君が棋士になる前から将棋ソフトに馴れ親しんでいる世代で、棋士になりたての頃から将棋ソフトに接してきている今の20代が中心の将棋界で、羽生さんがまだ現役としてやっていけているということは本当に凄いことだと思う。いずれにしてもこれからの将棋界で強くなっていくためには、将棋ソフトとの相性が悪い人は駄目だと思う。昔のように人間同士で勉強会をやって情報交換をしているだけでは駄目だと思う。


 本当は、藤井君の壁になるのは世代的にも羽生さんではなくて、30代の渡辺さんや広瀬さんや佐藤さんがならなくてはいけなと思う。渡辺さんもここの所、20代棋士からの突き上げがキツイのかどうか分からないが、調子を崩して以前ほどの強さはなくなってしまっている。まだ老け込むような年では無いと思うのだが。30代が頑張らないと直ぐに今の20代の棋士と藤井君たちの10代の棋士のソフト世代の時代に突入してしまうかもしれない。


 今回の第3、4戦で羽生さんが敗れた試合では、将棋ソフトがその能力を遺憾無く発揮していた。第3戦は終盤に差し掛かった時点で、羽生さんの方が+1,000点ほどリードしていて勝利はほぼ間違いないと思っていたら、将棋ソフトが選択した指し手と同じ所に広瀬さんが打った瞬間にそのリードが消えてしまって、その後広瀬さんに逆転されてしまった。第4戦はもっと劇的で、終盤に差し掛かった時点で、羽生さんの方が+2,000点ほどリードしていたが、羽生さん自身の2回の指し手で続けて−1,000点を2回繰り返して並ばれて、その後直ぐに逆転負けしてしまった。指し手が将棋ソフトの評価値をもし見ていたら、本当に心臓に悪いだろうなと思ってしまった。


 私自身、終盤で+2,000点以上リードしていて、しかも自分自身の指し違えで負けたというのは初めて見たのでショックが大きかった。たらればになってしまうが、このシリーズは第4戦での羽生さんが順当に勝利していれば恐らく4勝1敗で羽生さんの勝ちになっていたはずだ。また第6戦では広瀬さんの完勝で、勝負が2日目の午前中に決まってしまうというようなハプニングもあった。勝負事では絶対にしてはいけない負け方というのがあって、今回はそれが2度も続いてしまったので、羽生さんが敗れたのは必然だったのかもしれない。勝負事の恐ろしさをあらためて思い知らされた今回の対戦だった。


 今将棋の世界で起きている事は、これから10年後くらい後の知的な仕事を職業にしている人がAIとどのように付き合っていけば良いかの実験場だと思う。人間とAIは思考パターンが全然違っているので、AIに完全におんぶに抱っこ状態になってしまって頼り過ぎるのも良くない。かと言って無視していれば、時代の流れからどんどん置いていかれることになる。AIとの適切な距離を保ちながら、AIを道具として最大限に活用できる人がこれからの時代の勝者となっていくことは間違いないと思う。


by チイ

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イノベーションを起こすために必要なこと [社会]

 テスラ・モーターズのイーロン・マスクが、イノベーションを追及している若者へのアドバイスとして、基本原理に立ち戻って考えることの大切さを語っている。2018年の03月21日に書いたブログの内容にも関係することだが、このことは私の仮説で言えば、洋才→洋魂へのパスが必要だと言うことになる。マスクの言っていることが正しいとすれば、私の仮説では日本には、洋才→洋魂のパスが無いわけだから、日本でイノベーションが起き難いのは必然だとも言える。

 そういう意味では、今の日本を支えているキリスト教系の中高一貫校で学んだ人の多くは、洋魂→洋才の「片道切符」の運転をしている様なものだと思う。「いいとこ取り」を日本の長所として自慢する人は多いが、これも同様に「片道切符」だ。片道切符で一発当てたとしても、それはその人の人生にとってみれば成功かもしれないが、普遍的で持続可能なものでは無い。本来は洋魂の様な「戻るべき場所」があって、その間を「双方向のループで回す」というのが基本だと思う。

 マスクの言っている、「基本原理に立ち戻る」とは上の例では洋魂のレベルでものの見方が変わるとか新しい発見があると言うことだ。それは、洋才→洋魂のパスが無いとできない。片道切符では駄目なのだ。音楽で言うと、クラシック音楽は今後どの様な進化の過程を辿るかはよく分からないが、変化があるとすれば、それはおそらくは、教会音楽の中で起こった変化の波がクラシック音楽に影響を与えるという様なものになる気がする。

 「いいとこ取り」もそれ自体は一つの才能であり、別に悪いことでは無い。日本が、世界に大した影響も与えない程度で細々とやっている分には何の問題もない様に思う。ただ困るのは、日本人自身がそれでは満足できないという点だ。「モノ」の「応用」で「ユニゾン同期」して(私はこれを日本人の「3バカ特性」と呼んでいる。)、世界に大きな影響を与えないと日本人自身が満足できなというのも困りものだ。(注1)その結果が日本や世界ににとってハッピーなものになればいいが、恐らくは違った道を歩む様な気がする。

 ひとつ考えておいた方がいいのは、日本は戦う相手としては非常に与し易い相手だという事だ。上に書いた日本人の特性を叩けば、多様なポートフォリオを持っていないので、日本はあっという間に駄目になってしまう。先の大戦では日本人のこのワンパターンな特性を叩かれて、負けるべくして負けてしまった。

 今、世界で一番頭のいい人達は、プラットフォームの力学を研究している。巨大で安定したプラットフォームを短期間の間にデザインするにはどうしたらいいか?という様な事だ。(注2)プラットフォームは双方向のループで繋がっているので、一度それができてしまうと壊すのは大変だ。一方で、日本が今だに標榜している20世紀の「ものつくり」は片道切符の直線的な繋がりしかないので、ビジネスモデルとしてはプラットフォームには太刀打ちのできないものになってしまっている。21世紀は繋がりを研究する時代になると思うのだが、主要な2項目を繋いでループで回すという最低限のことくらいは理解しておいた方が良いと思う。


(注1)こういう風に書くと、反論される方も多いと思うのだが、その結果日本はいつも自分達の力だけで全てができてしまう様な錯覚に陥り(または、この片道切符だけでも世界を牛耳られると思い込んでしまって)とんでもない方向へと暴走してしてしまう。日本の歴史はそれの繰り返しだし、今後も同じ様な事が繰り返される可能性は十分にあると思う。

(注2)日本の識者の中には、プラットフォームは悪いもので、それは無くした方が良いとか、無くなってしまうとか言う意見の人もいる様だが、私は少なくとも21世紀の間は、プラットフォームは無くならないと思うし、21世紀の価値の源泉になると思う。勿論、全てが良いことばかりではないことも十分理解できるが。


by チイ

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AIとBIが創る世界 [社会]

 波頭亮氏著の「AIとBIはいかに人間を変えるのか」。最近読んだ日本人が書いたAI関連書籍の中では久々の良書であり、多くの人に読んでいただきたい内容でもある。

 AIが高度に発達した社会において、BI(ベーシック・インカム)がセーフティネットとして必然であることを、BIの制度上の長所、経済政策、財政問題、分配政策(格差と貧困問題)、民主主義・資本主義との関係性、社会通念、etc.の観点から理路整然と説明されている。しかもこの変化はこの20~30年くらいの間には必ず起きるだろうと言われていて、これからは政治的にも具体的な政策イシューの立案段階に入って来ているように思う。

 著者は、この歴史的大転換点を前向きにポジティブに捉えて、その中で人がどう生きるかを色々提案している。その中には、「働かなくても、食って良し」理念の合理性、「金を稼ぐ能力」から「やりたいことを見出す能力」への価値の転換、labor(労働)から開放された後のwork(仕事)やaction(活動)の働く意味やplay(遊び)についても言及している。

 歴史的に見ても、今の日本は日本人が得意なお決まりの「負けパターン」の時代に入っていると思う。日本がいつも駄目になっていくパターンは、パラダイムシフトが必要な時代に、旧態依然とした枠組みの中で、それを捏ねくり回して、更に難しいものにしてパッチを当てるような作業を繰り返している時だ。政治手法や経済政策、ビジネスモデル、大学のカリキュラム内容、etc.どれをとって見ても恐ろしく古い内容で時代遅れのことを一生懸命にやっている。今は日本人の得意な「応用バカ」になる時代ではなくて、真っさらなキャンパスに自由に絵を描くような時代だと思う。

 思うのだが、希望の党や民進党は自民党の不正の批判やその政策の一部を変えたような付き焼き刃の政策ではなくて、波頭さんがこの本の中に示している「そもそも論」の「AIとBIが導く新しいステージの世界」を実現するための政党に生まれ変わってみてはどうだろうか?波頭さんに政策ブレーンになってもらって、波頭さんが描いたシナリオを実現するための政党になるのだ。それが今間違った政策をしている自民党に対する、唯一の対抗手段になると思うのだが・・・。

 最後に著者は、AI+BIの世の中で豊かに生きるための条件として「やりたいことを自発的に見出す能力」を挙げている。そのための教育の在り方も大きく変わって行くことになるだろう。初等教育または中等教育の早い段階から現行の部活動に代わって「自分のやりたい事」を見つけるための教育が主眼になって、今文科省が全ての生徒に押し付けている所謂標準的な科目は、それをサポートするための2次的なものへとなって行くかもしれない。


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by チイ

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