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リサ・ランド―ルの新書~宇宙の扉をノックする~ [本]

 リサ・ランド―ルの新書「宇宙の扉をノックする」(Knocking On Heaven's Door)が出版されたみたいです。私は早速、Amazonで注文して購入しました。(Kindleのペーパー・バックの洋書では、1000円以上安い値段で購入できるみたいです。英語の得意な方は、是非、原書で!!)CERNのLHCの実験では、まだ彼女が提唱していた余剰次元が見つかったというような話は聞いていませんが、今回のものには、その辺の実験装置も含めた将来の展望についても書かれてあるみたいです。年末から年始にかけての読書にぴったりなのではないでしょうか?

 前書の「ワープする宇宙」も出版されると同時に、名著だということで、WASP系の大学ではすぐに配布されて、文系の最新の物理のテキストとして使われたらしいですが、この本もまたそうなるのかな?文系のテキストといっても、こちらの方が、大学入試で300年以上も前のニュートン力学にも達してないようなレベルでウルトラ・クイズを解かされている日本の受験生よりは、はるかに現代人に必要な教養は身に付けられるとは思うのだが。(実際、数式は全然使われていませんが、私などはある程度の数式が書かれてあった方が読み安いです。)

 最近、自分の英語力の無さには情けなくなってしまうことが多い。どんな分野であろうが、世界の最先端の知に直接触れるためには英語は不可欠のツールだ。実際、読みたい英語の文献は山のようにあるのです。人工知能の、「ディープ・ラーニング」や「スパース・コーディング」の文献、グーグルの「分散コンピューティング」関連の文献など、読まなければいけない資料はたくさんあるのですが、なかなか量がこなせなくて。私の場合、コンピュータで実際にコーディングをはじめてしまうと、もうそれにほとんどの時間を取られてしまって、英語の文献から知識を得る作業が止ってしまうのです。本当は、両立させないといけないのは分かっているのですが、やはり自分の能力のキャパシタンスの問題なので如何ともし難いところがあって。千ページくらいのボリュームのものを1週間ほどで読み切る英語力がほしい。

 

41tO8woZ+FL__SL500_AA300_.jpg向山信治、塩原通緒(訳)

by チイ


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